イベントコンサルタント会社で働く僕は、町おこしプロジェクトの視察で加藤先輩と人里離れた田舎町へ日帰り出張に来ていた。加藤先輩は、綺麗で優しくて仕事も出来て僕の憧れの上司だ。終始ドキドキしていた僕を尻目に、打ち合わせはスムーズに進行していた。しかし、先日の大雨の影響からか土砂崩れにより帰りの交通手段が断たれてしまう。途方に暮れる僕たちは、ようやく見つけた空き部屋ひとつに二人きりで泊まる事になり…。